カリキュラム・ポリシー 教育学部
カリキュラム・ポリシー
教育学部は、建学の精神にのっとり、義務教育諸学校等・保育所における有為な教育者、保育者等を育成することを目的としています。この目的を達成するために、次のように教育課程を編成します。
- 建学の精神の理解を図るため、「宗教学」を全学共通の必修科目として開講します。
- １、２年次には、大学教育への導入のための「基礎セミナー」、基礎的な学力を養うための教養基礎科目を開講し、現代社会の諸問題ならびに教育の問題の理解を図ります。
- 実践的指導力に優れた教員等の養成を目指し、国語、社会、数学、理科、音楽、体育、英語、保育、特別支援教育、学校心理の各専修の専門性を生かしつつ、初等教育と中等教育を統合して学ぶことのできるカリキュラムを編成します。
- 教科科目は、教師力の養成を主眼として、各専修の基礎となる学問の体系に基づき、精選した内容で開講します。３年次には「専門演習」、４年次には「卒業研究」を必修で開講し、専門的な知識・技能を深め、児童生徒の実態に合わせた総合的な学習指導を探求できるように導きます。
- 子ども理解・教職理解のために、「学校ふれあい体験」、「教育実践観察」等の体験型の科目を導入し、早くから子どもや学校現場に触れる機会を設け、学校教育と学校を取り巻く社会の諸問題に関心をもち、問題解決に取り組めるように計らいます。
- １年次から、教職の意義、指導法、生徒指導等を学ぶための教職科目、実践的な教師力の養成ならびに専門の学芸を教授するための教科科目を開設し、教員集団の一員として協働できるよう実践カリキュラムを実施します。
以上のカリキュラムを通じて、教育者、保育者等の専門的職業人がもつべき知識と技能、思考力、判断力、表現力、豊かな人間性を育みます。
これらの学修成果の評価として、本学が推進するクリスタルプランに基づき、１年次から４年次にわたる共通の１３視座を設け、自己評価することで、自己形成のステップアップを跡づけます。学習到達度のチェックにおいてはGPAを活用します。３年次終了時には、卒業研究を履修するための修得単位数のチェックを行います。卒業研究については、ルーブリックを活用して評価します。