修士論文又は特定課題研究等の審査基準 国際文化研究科 国際教育文化専攻【国際教育/教育文化】

修了のための必要条件

修了要件

2年以上在学し、各専攻で定める授業科目の内から30単位以上を修得し、かつ修士論文作成等に必要な研究指導(以下「研究指導」)を受けた上で、修士課程の目的に応じ、修士論文又は特定課題研究報告書等の審査及び最終試験に合格しなければなりません。

修士論文又は特定課題研究報告書等の審査基準

①修士踝程修了基準
修士論文又は特定課題研究等のテーマとした研究の意義、目的、手法、結果を正しく理解し、それを論理的にまとめ、わかりやすく発表する能力を持つこと。

②修士論文の審査基準
1. 修士論文・特定課題研究報告書等及び発表の評価
研究や成果に加え、取り組んだ研究課題や方法について良く理解できているか、目的達成に向けて充分な努力をはらったか、将来の「発展性」が見込まれるかに重点を置いて評価を行う。特定課題研究の審査は、特定課題研究報告書等で記述された成果の独自性や報告書等の内容が的確な考察に基づいているかに基づいて、手法、結果、議論の観点を評価するものとする。

〔論文・報告害等審査〕
1)大学院学生が修士論文を1月15日に提出した後、論文審査委員(主査と副査2名)を研究科委員会で決定する。
2)審査委員は、個別項目評価について各5段階(3を標準とする)で、総合評価については合否で評価を行う。
A.個別項目評価
a)課題:研究テーマを選んだ動機とその意義付けが明確である
b)手法:目的達成のための手法の理解が十分である
c)結果:研究結果の記載(文、式、図、表)が十分かつ適切である
d)議論:得られた結果の解釈が論理的で明確である
e)引用:過去の関連する研究の評価や引用が適切である
f)到達:得られた成果の科学的到達度が高い
g)その他:研究の将来性、展望の広さ、独創性がある
B. 論文審査における総合評価
修士課程修了:合・否

〔発表審査〕
1)発表時間10分、質疑応答10分で行う。(発表時間が超過した場合は20分で打ち切る)
2)審査委員立ち会いの下に審査を行い、個別項目評価を念頭に置き総合評価については合否で、評価を行う
A.個別項目評価
a)課題:研究テーマを選んだ動機とその意義付けが明確である
b)手法:用いた原理・手法を充分よく理解している
c)結果:結果の説明が明確で適切である
d)議論:結果の解釈が論理的で明確である
e)質疑応答:質問に対して的確に答えている
f)到達:得られた成果の科学的到達度が高い
g)その他:研究の将来性、展望の広さ、独創性がある
B. 論文審査における総合評価
修士課程修了:合・否

〔最終試験〕
1)審査委員により口頭試問を行う。
2)審査委員は、個別項目評価について各5段階(3を標準とする)で、総合評価については合否で評価を行う。
A. 個別項目評価
a)課題:研究テーマを選んだ動機とその意義付けが明確である
b)手法:目的達成のための手法の理解が十分である
c)結果:研究結果の記載(文、式、図、表)が十分かつ適切である
d)議論:得られた結果の解釈が論理的で明確である
e)質疑応答:質問に対して的確に答えている
f)到達:得られた成果の科学的到達度が高い
g)その他:研究の将来性、展望の広さ、独創性がある
B. 論文審査における総合評価
修士課程修了:合・否

2.最終的試験評価と合否判定
1) 修士課程修了の合否判定は、論文審査又は特定課題研究報告書等の審査と発表審査と最終試験の総合評価で行う。
2) 修士論文又は特定課題研究報告書等の成績評価は審査・試験の個別評価項目結果を基に行う。

修士論文又は特定課題研究報告書等の研究指導年間スケジュール

1年次

行事・申請書等提出

研究指導

4月

・新入学生オリエンテーション
・履修登録
・前期授業開始
・研究課題・研究指導教員希望調査書提出

「課題研究法Ⅰ」における研究
・問題意識とテーマ設定について検討
・論文作成に向けて参考文献・資料の読み込み
・研究指導を希望する教員との面談

5月

・修士論文等題目・研究指導教員決定報告書提出

7月

・前期定期試験

9月

・後期オリエンテーション
・履修登録
・後期授業開始

「課題研究法II」における研究
・論文作成に向けて参考文献・資料の読み込み
・論文作成に向けたテーマ設定と論文構成
・中間発表会に向けての要旨・発表用資料作成
・中間発表会での質疑応答を踏まえた研究内容の見直し

10月

・2年生修士論文又は特定課題研究報告等の中間発表会の補助(第4水曜日)

11月

・1年生修士論文又は特定課題研究報告書等の中間発表会レジュメ作成・提出(発表会1週間前)

12月

・1年生修士論文又は特定課題研究報告書等の中間発表会(第1水曜日)
・修士論文又は特定課題研究報告等作成計画書提出
(第3水曜日まで)

1月

・後期定期試験

2月

・2年生修士論文又は特定課題研究報告者等最終発表
会の補助

3月

・卒業式
・ 2年次前期オリエンテーション

2年次

行事・申請書等提出

研究指導

4月

・履修登録
・前期授業開始

「課題研究法皿」における研究
・修士論文等作成に向けての作成工程と年間スケジュールの決定
・1年次中間発表を踏まえた研究進捗状況の報告とレジュメ提出用資料作

6月

・レジュメ提出(6月30日)

7月

・前期定期試験

9月

・後期オリエンテーション
・履修登録
・後期授業開始

「課題研究法IV」における研究
・中間発表会に向けての要旨・発表用資料作成
・論文の最終チェック
・論文の完成
・最終発表に向けての要旨・発表用資料作成
・最終試験に向けての要旨・発表用資料作成

10月

・2年生修士論文又は特定課題研究報告等の中間発表会レジュメ作成・提出(発表会1週間前)
・2年生修士論文又は特定課題研究報告等の中間発
表会(第4水曜日)

12月

・1年生修士論文又は特定課題研究報告者等の中間発
表会の補助(第1水曜日)

1月

・修士論文又は特定課題研究報告書等審査申請書とともに、修士論文又は特定課題研究報告等仮綴り
(正本1部・副本 2部)及び要旨(3通) 提出
(1月15日午後4時まで)
・後期定期試験
・2年生修士論文又は特定課題研究報告等の発表会
レジュメ作成・提出(発表会1週間前)

2月

・2年生修士論文又は特定課題研究報告書等最終発表会
・最終試験(口頭試問)

3月

・卒業式

※1長期履修学生については、別に指示します。
※2各種申請様式については、「学位論文審査申請の手引き【特定課題研究報告書等を含む】」を参照してください。