修士論文又は特定課題研究等の審査基準 経済情報研究科 経済情報専攻 博士課程(後期)【経済情報】
修了要件
博士課程(後期)を修了するには、下記①~④の条件を満たす必要があります。
①3年以上在学すること。
②研究指導教員の指導のもと、経済情報特別演習12単位を含む16単位以上修得すること。
③博士論文中間審査(2年次9月)を受け合格すること。
④博士論文を提出(3年次9月)し、博士論文審査・博士論文審査会(3年次2月)及び最終試験に合格すること。
博士課程(後期)修了基準
1. 博士課程(後期)修了基準
博士論文テーマの学術的有意義性が充分な説得力をもって説明されたと認められるか否かの審査基準で判定します。
2. 博士論文および発表の評価
博士論文および発表の評価は、研究や成果に加え、新規性、有用性、信頼性、表現力などに重点を置いて評価を行います。
博士論文の審査は、博士論文中間審査に合格した者が博士論文審査を受けることができる。
博士論文の審査は、提出された博士論文を6ヶ月かけて審査します。
3. 審査基準
【博士論文中間審査】
1)大学院学生が博士論文中間審査の申込みした後、審査委員を研究科員会で決定します。
※審査委員は指導教員を含む3名以上(学外審査委員を含めることができる)。
2)審査委員は、博士論文中間審査の結果を検討し、個別項目評価について各5段階(3を標準とする)で評価した後、総合評価を行います。
A.個別項目評価
a)新規性(新しい研究手法や知見であるか)
b)有用性(社会、実証、応用などにおいて研究の有用性、効果、効率が示されているか)
C)信頼性(理論や実験に誤りがなく、結果や考察の論理が正確で、得られた結論が妥当であるか)
d)表現力(議論が理論的に展開され、明快かつ適切な表現で書かれているか)
B. 総合評価
博士論文中間審査(合・否)
【博士論文審査及び博士論文審査会】
博士論文中間審査に合格した学生は、博士論文審査及び博士論文審査会を受けることができます。博士論文審査及び博士論文審査会の合否は、
発表テーマの学術的有意義性が充分な説得力をもって説明されたと認められるか否かの審査基準で判定します。
1)博士論文審査会では、審査委員立ち会いのもと審査を行い、個別項目評価を参考に総合評価を行います。
A.個別項目評価
a)新規性(新しい研究手法や知見であるか)
b)有用性(社会、実証、応用などにおいて研究の有用性、効果、効率が示されているか)
c)信頼性(理論や実験に誤りがなく、結果や考察の論理が正確で、得られた結論が妥当であるか)
d)表現力(議論が理論的に展開され、明快かつ適切な表現で書かれているか)
B. 総合評価
博士論文審査及び博士論文審査会(合・否)
【学位授与審査及び最終試験の合否判定】
合否判定は、博士論文中間発表審査及び博士論文審査及び博士論文審査会の個別評価項目の結果と、
審査委員から提出された審査報告書の結果を基に行います。
博士論文の指導計画及び学位申請に関わる日程
内容 |
日程 |
備考 |
---|---|---|
1.研究課題届提出 |
1年次 |
学生→大学院事務室 |
2. 学内審査委員を決定 |
2年次 |
指導教員は中間発表の有無を研究科委員会へ報告 |
3. 中間発表審査 |
2年次 |
学生→大学院事務室へ発表用のレジュメを提出 |
4. 中間審査 |
審査委員会で審査 |
|
5. 中間審査の結果を報告 |
2年次 |
指導教員から報告 |
6. 博士論文計画書提出 |
3年次論文提出の6ヶ月前 |
学生→大学院事務室 |
7. 博士論文題目届提出 |
3年次論文提出の6ヶ月前 |
学生→大学院事務室 |
8.博士論文審查委員在決定 |
2月上旬 |
研究科委員会で決定(3名以上) |
9. 博士論文提出 |
3年次 |
学生→大学院事務室 |
10. 博士論文審査 |
博士論文提出後3年次2月までに |
審査委員会で審査 |
11.博士論文審查会 |
3年次 |
学生→大学院事務室へ発表用のレジュメを提出 |
12.学位論文等審査及び最終試験の実施とその判定審 |
3年次 |
主査教員→大学院事務室 |
13.学位論文審査及び最終試験の結果報告 |
3年次 |
研究科委員会で審議し審査結果を学長に報告 |
14. 学位申請書の提出 |
3年次2月研究科委員会終了後 |
学生一大学院事務室 |
15.卒業式 |
3年次 |
学長 |
※博士論文を提出し、3月に修了する場合の日程であり、指導上の都合により日程を変更することがあります。
※長期履修学生については、別に指示します。