学びの特色 人文学部
なぜ今、人間と文化を学ぶのか。岐阜聖徳学園大学人文学部では、人間と文化を学ぶ三つの視点にこだわっています。
①AI時代に人間と文化を学ぶ
AI時代にこそ、「人間だけができることは何か」という問いが社会の中心的な課題に浮上します。そんな現代の問題に取り組んでいくなかで、企業や行政、教育界などに、あなたの将来の活躍の場が広がっています。
この課題解決こそ、人文学が得意とする領域です。
人間と文化を学ぶ人文学は今後、ますます必要とされる学問分野です。あなたは、人間ならではの価値創出の時代の中心に位置するスペシャリストになるのです。
②多様な人間と文化を学ぶ
不確実な時代。10年後、20年後、今のあなたのその価値観だけでは通用しなくなるかもしれません。「私の価値観」だけではなく、人種・宗教・ジェンダーなど多様な価値観を理解する多文化理解の力が、あなたの未来を切り開く鍵になります。そのコミュニケーション力や課題解決力のスキルはあたかも資格を持つかのように、あなたの強みとなることでしょう。
あなたが将来働く組織はおそらくグローバルな組織。一つだけではなく多様な価値観を知っていること、多文化共生社会への対応力があることが、あなたの強みになります。
そのための学びの場が人文学部です。各専攻ごとに、また、学部共通でさまざまな文化を学ぶ授業があります。
体験的に学ぶ海外渡航・国内研修プログラムや演習科目をとおして、多様性について理解を深めていきます。
※これらのプログラムは、希望者全員に大学が費用のサポート(奨学金)をします。
③地域から新しい人間と文化を学ぶ
「Think Globally, Act Locally」や「Think Locally, Act Globally」という言葉が示すように、世界規模で持続可能な発展と社会を形成するためには、地域課題にグローバルな視点で取り組むこと、あるいはローカルな取り組みを国際社会に広めて、共通の課題解決に寄与することが必要になります。
人文学部では、地域社会で共に考え、学ぶ探求の機会を提供しています。将来、グローバルな視点を持ち活躍するためにも、まずは自分の地域の言語や文化、習慣を深く理解したうえで、課題解決の方法を探究することは欠かせません。
例えば、「地域創生探究」(3専攻共通科目)では、地域を創るスペシャリストから実践的に学ぶ機会があります。世界から注文が殺到している伝統産業の最先端やアニメや小説のベストセラーを生み出している岐阜の人文資産を活かした地域の課題解決を現場の目線から学びます。