人材育成と就職支援 経済情報学部
DX人材の育成
文部科学省MDASH応用基礎レベル認定を見据えた科目の設置
政府が主導するAI戦略を先取りし、社会におけるDX推進の先導役となる人材を育成します。大学の研究体制やカリキュラムそのものを改革。すべての学生が初級レベルの数理・データサイエンス・AI知識を習得できる環境を構築します。さらに、MDASH『応用基礎レベル』の、実践的課題解決能力の習得を目指して、学習環境の整備を進めます。
●文部科学省MDASH認定・・・「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」のこと。
経済情報学部の学びの特色
【データサイエンス】
AIの仕組みと活用方法を学び、デジタル社会を生き抜く人材に。
基礎から学べば、AIなんか怖くない。
デジタルを使いこなす達人を目指してください。
AIを「なんでも解決してくれる便利なソフト」ととらえている人も多いでしょう。この学部では、そんなAIの"正体"を学びます。そのためにパイソンという言語やプログラミングも学習していきますが、それはプログラムの専門家になるためではありません。コンピュータがどのような仕組みで動き、求める結果を得るにはどう使えば良いか、「AIを使いこなす達人」を目指してほしいと思います。これからの社会では、データに基づいた分析や提案が求められます。けれど、たとえば平均にもさまざまな種類があり、グラフの描き方ひとつで数字の印象も変わります。データの取り扱い方を知り、デジタル社会・データ社会を生き抜く基礎力を養ってください。
【教職課程】
カリキュラム刷新幅広い教員免許を目指せる学部へ
経済・経営・情報を横断的に学ぶ強みを活かして「広く社会を知る」教員になろう。
近年、本学部から教員を目指す学生が増えています。全国的な教員不足にも応えるため、従来の高校の情報・商業に加え、高校の公民の教員免許状を取得できるカリキュラムを整備しました。本学部の特徴は、「社会を知る教員を育成できる」ことです。経済や経営の授業では、リアルな企業活動を学ぶ機会が数多くあります。情報の知識は、ICT化の進むあらゆる教育現場で役立つでしょう。全学部の教員志望者を支援する「教職教育センター」も新設され、サポート体制も充実。広い視野の教師を目指してください。
【海外で経済情報を学ぶ】
英語・アジア圏への留学制度を新設。1年次に世界を知る。
生の経済情報と語学を現地で学ぶ、濃密な体験。
グローバル化する地域経済を担う力を養います。
これまで個人レベルで対応していた留学制度を、全面的にリニューアルします。英語圏とアジア圏、それぞれ1週間〜10日間のプログラムを策定しています。参加者のうち、一定条件を満たした学生には奨学金を支給します。初年度は、アメリカ(グアム大学)への派遣を予定しています。地元企業やマーケットの見学、現地学生との交流など、多彩なプログラムを用意していきます。早期にグローバルな視点を獲得し、3年次からの専門的な学びに役立ててください。
キャリア教育とインターンシップ
【キャリア教育】
実践的な授業で、課題解決能力や提案力を養う
キャリア教育科目群は、社会人に必要な力を基礎から積み上げ、働き方や生き方といったキャリアデザインを自分自身で考える力を育みます。地元の企業と連携したカリキュラムも数多くあり、現実の課題をテーマに、企業や地域の意見に耳を傾け、仲間と協調しながら主体的に行動する力を養うことができます。社会人として必要なコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力も高め、地域社会の未来を担う人材を育成していきます。
【インターンシップ】
キャリア形成を促し、職業に対する意識向上を図る
岐阜県・愛知県の地元企業においてインターンシップを行い、自己の職業適性や将来設計について考える機会を提供。学生の主体的なキャリア形成を促し、地域貢献や職業に対する意識向上を図っています。
【実習先企業・団体】
●岐阜県教育委員会 ●岐阜県インターンシップ推進協議会 ●岐阜県環境生活部 ●岐阜信用金庫 ●岐阜市役所 ●ぎふメディアコスモス ●岐阜県経営者協会 ●岐阜県信用保証協会 ●岐阜新聞社 ●日本エコシステム株式会社 ●森ビル都市企画株式会社 ●株式会社小西砕石工業所 ●カラフルタウン岐阜 ●藤田螺子工業株式会社 ●旭情報サービス株式会社 ●株式会社森住建 など
(順不同) ※2022年度実績