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新型コロナウイルス感染症に対応した「新しい避難様式」に関する研究の実証実験を実施
本学では、地域の課題として「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に代表される感染症流行下における自然災害発生時の避難所のあり方」を取り上げ、その課題を解決するために、笠松町と共同研究を実施しています。
今回、同研究に関する実証実験を、2021年11月21日(日)に笠松町立笠松中学校体育館において、本学教員(教育学部・看護学部)と本学学生(教育学部:森田ゼミ、看護学部:救命救急サークルG★SET)が実施しました。
実証実験では、避難所設営(段ボールベッド、パーティションの設置)に加え、スモーク発生機器を用いた換気実験を行い、感染防止のための避難所ゾーニング方法の検証や、換気マニュアルの開発に向けた、窓の開閉・⼊り⼝の開閉・段ボールパーテーションの配置など、様々なパターンが試行されました。
※実験の様子は、株式会社CBCテレビ様、シーシーエヌ株式会社様に取材いただきました。(CBCテレビ:11月21日放映、シーシーエヌ<エリアトピックス>:11月23日放映)
また、今回の実証実験の結果等を踏まえ、2021年12月19日(日)において、本学主催(笠松町共催)の「学校防災シンポジウム2021」を実施しますので、ぜひご参加ください。
(学校防災シンポジウム2021への参加申し込みはこちらから)
※本学(岐阜聖徳学園大学/岐阜聖徳学園大学短期大学部)と笠松町は、2019年11月22日に包括的連携協定を締結しています。
※本研究は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に代表される感染症流行下を想定した、自然災害時の避難所運営のあり方をテーマとしています。また、事業の一部については、今後も地域の防災イベント開催という形で継続し、防災イベント運営等に学生ボランティアを派遣することで、本学の教育活動及び笠松町に、本研究の成果を還元することを目指しています。