人材養成の目的・教育の方針(3つのポリシー) 国際文化研究科 国際地域文化専攻【アメリカ文化/中国文化/日本文化】

人材養成の目的及び教育研究上の目的

国際文化研究科国際地域文化専攻では、日本と特に関係の深いアメリカ及び中国を含む環太平諸地域の文化の研究を深め、これらの地域の言語を通じて、国内外の各方面において、国際的文化交流に深い理解をもって積極的に活躍できる専門職業人及び研究者を養成し、あわせて社会人の国際理解への再教育を目的とする。

3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

国際文化研究科国際地域文化専攻は、本学の目的にのっとり、学術の理論及び応用を教授研究し、研究者及び社会に貢献できる有能な専門職業人を養成することを目的としています。この目的を達成するために、次のような知識・技能・態度を備えた人材を養成し、この養成目標に到達した者に修士(国際文化)の学位を授与します。

  1. アメリカ・中国・日本の文化について、文学・歴史・社会・思想・言語など重点的な研究対象としている分野において、高度な専門的知識を修得し、それらを現代社会と関連づけて理解できる。(専門的知識)
  2. アメリカ・中国・日本について修得した専門的知識を基礎に、自らの研究課題を見出して主体的に学習できる。(自己形成)
  3. アメリカ・中国・日本の文化を研究し、さらには環太平洋圏諸地域の文化も視野において、相互の文化を比較研究することによって、専門とする地域文化への真の理解ができる。(地域理解)
  4. 国際的視野と感覚を持ち、専門とする地域の言語を使って、専門とする地域の文化について、創造的な分析、発信ができる。(態度)

カリキュラム・ポリシー

国際文化研究科国際地域文化専攻は、本学の目的にのっとり、学術の理論及び応用を教授研究し、研究者及び社会に貢献できる有能な専門職業人を養成することを目的としています。この目的を達成するために、次のように教育課程を編成します。

  1. 日本と特に関係の深いアメリカ・中国を含む環太平洋圏諸地域で活躍できる専門職業人及び研究者の育成のために、アメリカ・中国・日本の3地域の文化の真の理解とこの3地域で活動できる言語能力養成のための科目を配置します。
  2. アメリカ・中国・日本の文化理解に必要な言語能力向上のために、演習科目を配置します。
  3. アメリカ・中国・日本の文化については、それぞれ、文学・歴史・社会・思想・言語などにわたり多角的に授業科目を設け、専門分野とする地域については、高度な専門的知識が修得できるようにします。
  4. 本専攻が対象としている3地域は、国際化が進んでいる現在、環太平洋圏の他の諸地域も含めて相互理解が必要であるため、専門分野とする地域以外に関する科目も2単位以上履修することを義務づけます。
  5. 論文または特定課題は、研究指導教育職員の指導を受け、年に一度の中間発表会での報告を経て、修士論文または特定課題研究報告書等として提出し、審査委員が審査します。

以上のカリキュラムが確実に遂行されるよう、大学院生による自己評価を教員も共有し、研究者及び社会に貢献できる有能な専門職業人がもつべき知識・技能・態度を育みます。
これらの学修成果については、指導教員による課題研究法1~IVで研究の進捗状況をチェックし、1年次1回(中間)と2年次に2回(中間・最終)の公開発表会を義務づけ、進行具合を確認し評価します。

アドミッション・ポリシー

国際文化研究科は、国際教育文化専攻と国際地域文化専攻の二専攻において、本学の目的にのっとり、学術の理論及び応用を教授研究し、研究者及び社会に貢献できる有能な専門職業人を養成することを目的としています。この目的を達成するために、次のようにアドミッション・ポリシーを定めています。

  1. 求める人物像
    ・幅広い視野を持ち、国際教育文化に興味・関心のある人
    ・幅広い視野を持ち、国際地域文化に興味・関心のある人
    ・自ら問題意識を持ち、深く追究する情熱・意欲のある人
    ・自らの将来に対するビジョンを有する人
  2. 入学までに身につけてほしいこと
    ・国際教育文化や国際地域文化に関心を持ち、学研究を指向する態度を持つこと
    ・研究テーマに関する文献等を通読し、知識理解を深めておくこと
  3. 入学者選抜方法
    〔一般入試〕
    成績証明書、研究計画書、履歴書により本研究料における学修・研究に耐えうる基礎的知識、論理的な思考力を重点的に評価し、外国語・小論文の学力検査、面接により選抜します。

    〔社会人特別選抜入試及び岐阜県公立学校現職教員特別選抜入試〕
    成績証明書、研究計画書、履歴書に加え、出願時の課題論文の論述、社会人経験により本研究科における学修・研究に耐えうる基礎的知識、論理的な思考力、豊かな表現力を重点的に評価し、面接により選抜します。

    〔留学生特別選抜入試〕
    成績証明書、研究計画書、履歴書に加え、日本語の運用能力により本研究科における学修・研究に耐えうる基礎的知識、論理的な思考力、語学力を重点的に評価し、小論文の学力検査、面接により選抜します。