岐聖大通信Vol26

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聖徳学園レポートUEN REPORTSHOTOKU GAK本園が誇る保護者会活動の一つに「親子で絵本を楽しむ会」があります。これは有志のお母さんたちがフリーアナウンサーの浅井彰子先生から読み聞かせの指導を受け、子どもたちに絵本のおもしろさや楽しさを伝えることを願って行われているものです。5年目を迎えた今年は、社会情勢や自然災害、原発問題なども考えながら、テーマを「平和を伝える」とされました。園児にとっては難しい「平和」というテーマですが、身近な家族や友だちが笑顔でいられること、みんなが幸せな気持ちになれること、やがては世界中が平和でいられることを伝えられるよう6冊の絵本を選び、練習に取り組まれました。当日は40名のお母さんたちが力を結集し、それぞれのグループごとに工夫を凝らしながら子どもたちの前でお話の世界を演じられました。紙芝居『3匹のこぶた』や絵本『平和ってどんなこと』を聞きながら、子どもたちが仲間と争いをせず仲良くすることの大切さに気付いてくれたらと思いました。50分間という幼児にとってはやや長い時間でしたが、3歳?5歳の子どもたちが引き込まれるような眼差しで最後まで静かに聞いていました。お母さん方の熱心な姿に感動を覚えると共に、子どもを思う深い愛情と絆を感じる機会にもなりました。これからもこうした活動がお母さんたちの力で引き継がれ、子どもの心を豊かに育てられるよう願っています。「親子で絵本を楽しむ会」(教諭川村弘子)本校では約3分の2の児童がスクールバス、残り3分の1の児童が保護者の送迎による登下校をしています。4時前にはスクールバスが出発し、全校児童が一斉に下校します。下校後の学校では、6時までの預かり保育の児童とさまざまな講座のアフタースクールに参加する児童が残っています。アフタースクールに関しては、地域の様々な業種の方をゲストティーチャーに招いて、多様な体験の機会を設けています。街の鯛焼き屋さんによるたい焼き体験、居酒屋の店長による父の日にお父さんが喜ぶメニューの調理体験、老舗煎餅屋さんによるせんべい焼き体験、餃子屋さんを招いての本格餃子づくりなど本物にふれる機会を設けています。また地域の企業との連携を図り、新商品を活用してのクラフト作り、本場のじゃこなどを利用してオリジナルメニューづくりなど、本校オリジナルの企画での講座を日々設けています。毎回30名を超える児童が参加しています。琴や日本舞踊、フラダンスなどの連続講座も人気の講座です。一方でこういった教科学習では味わえない体験を大切にしつつ、より学力の定着を目指す7限目授業を模索中です。教科の枠にとらわれない、より楽しく学べる内容を学年ごとに策定していきます。少子化や不景気の波が押し寄せる現状の中でいかに保護者の満足度をあげ、子どもたちが楽しく学校生活を送れるか。保護者にとって「安心・安全な学校」、子どもたちにとって「楽しい学校」づくりに日々努力を重ねています。安心・安全で楽しい学校を目指して(教頭宮部和男)附属幼稚園SHOTOKU附属小学校SHOTOKU聖徳学園系列校の情報をお知らせします!聖徳学園系列校の情報をお知らせします!16