岐聖大通信Vol24 page 17/20

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SHOTOKU GAKUEN REPORT本園では毎月、子ども達の成長を喜び合う誕生会を行っています。3歳から5歳までの園児、職員、誕生児の保護者がホールに集まって、その月ならではのプログラムで雰囲気を盛り上げています。こ....

SHOTOKU GAKUEN REPORT本園では毎月、子ども達の成長を喜び合う誕生会を行っています。3歳から5歳までの園児、職員、誕生児の保護者がホールに集まって、その月ならではのプログラムで雰囲気を盛り上げています。この日の主役はもちろん、ひとつ大きくなった誕生児たちで、ステージに登場してくる様子から嬉しさが伝わってきます。どんなポーズで自分をアピールしようかとか、マイクを通して何を話そうかなど子どもなりに考え、少し緊張しながらこの日を迎えているようです。担任は園生活の中で、その子が頑張っていることや得意としていることを皆に紹介をします。鉄棒の逆上がりが上手にできる子、コマ回しを毎日練習して回せるようになった子、給食を残さず何でも食べられたり、遊んだ後の片付けが率先してできたり、お友達に優しくしてあげられるなど、その子らしさを伝えるようにしています。これは本園が目指す一人ひとりのよさを認め、成長を促していく保育の原点でもあります。最後に園長先生からは絵本と握手のプレゼント、フロアの子ども達からは歌と拍手のプレゼントが贈られ「おめでとう！」「ありがとう！」の言葉が交わされます。1年に1回、誕生日が来てひとつ大きくなったことを認め、互いに喜び合う素敵な機会をこれからも大切にしていきたいと思います。（主任川村弘子）うれしい誕生会新学習指導要領の全面実施に伴い、公立小学校では5・6年生において外国語活動が位置づけられました。本校に於いては、以前から1年生から英語の授業を実施し、「慣れ親しむ活動」の授業ではなく「四技能（聞く・話す・読む・書く）」を身に付ける授業を念頭にし、公立校との差別化を図ってきました。具体的には、1・2年生が週1時間、3年生以上は週2時間の英語学習を行うこと。また、6年生卒業時、英検5級取得を目指すことなどを柱としてカリキュラムを作成してきました。現在、ネイティブのALTと日本人英語教師が中心となって授業を展開しています。公立校では担任が中心となって授業を行うことを考えれば、学習環境一つをとっても恵まれています。また、教育学部附属校であることのメリットを最大限に活かした学習展開がなされていることも特筆すべきことです。教育学部児童英語研究室との連携を図った2年生での英語劇学習では、子ども達がいきいきと英語で劇をし、リズムの中で英語のセンテンスを発し、身振りを付けて英語を話す姿は大変堂々としており、参観された保護者の方からも高い評価を頂いています。今後も国際化する社会に対応できる力を付けるべく、英語学習の充実を図りたいと思います。（2年生担任今川あずさ）附属小学校の英語教育平成24年度より教科センター方式の新校舎での授業が始まります。これまでの校舎では、理科、音楽、美術、技術家庭科など特別教室がある科目を別にして、教員が教室に出向いて授業をするのが普通でした。教科センター方式では、どの科目も教室があり、生徒は授業ごとに教科の教室へ出かけて授業を受けます。朝ホームベースと呼ばれる生活の場に集まった生徒たちはロッカーに荷物を置き、朝の会の後、教科教室に行くことになります。一部壁がなくオープンな教室のある「教科ゾーン」は、教材や生徒の作品が展示され、生徒を学習へと誘う空間となっています。このゾーンには教科の教師が在駐する教師コーナーもあり、すぐに先生に疑問を質問できるようになっています。授業時間は60分間とし、年間の授業の2割程度は、1人で学びを進めることができるようなカリキュラムが組まれています。この学びは、各生徒の学習傾向に合わせて生徒自身が学び方を選べる学習です。岐阜県では空き教室を利用して、いくつかの教科が専用教室を持つ教科教室型で授業をしている学校もありますが、教科センター方式としての校舎を持つ学校は本校が初めてです。本校では、これまで自ら学ぶ力をつけることを目標にしてきました。学校で身につけた知識が一生役立つという時代は終わり、生涯にわたって自ら学んでいく姿勢が重要となる時代になってきました。自ら学ぶ力をつけるための環境、教育の最先端として大変期待できるのが教科センター方式なのです。（教頭中野陽児）附属中学校SHOTOKU新生附属中学校附属幼稚園SHOTOKU附属小学校SHOTOKU17