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学校防災シンポジウム2023『3.11で考える学校の危機対応』のお知らせ

 東日本大震災「3.11」は学校防災のあり方について多くの教訓を残しました。発災時に子どもたちの命を守ることはもちろん、発災後には、避難所としての役割を果たしつつ、被災した子どもたちをケアし、学校再開に向けた準備に取り組む必要がありました。発災前の今だからこそ、こうした教訓をしっかりと学び、いざというときに備えておくことが大切です。

 本シンポジウムでは、第一部基調講演に宮城県山元町立旧中浜小学校(※)で校長を務められていた井上剛先生をお招きし、東日本大震災をどのように乗り越えたのか、3.11当日の状況とそこからの歩みをお話しいただきます。第二部ワークショップでは、井上先生らが活用したマインドマップを紹介し、マインドマップを用いた危機対応に関するグループワークを実施します。グループワークを通じ、参加者には学校の危機対応についての課題・問題点を洗い出していただくことを狙いとしています。

 ※中浜小学校では、津波が2階建て校舎の2階天井まで押し寄せましたが、児童や職員ら90人は校舎屋根裏に避難し全員無事でした。児童職員らの命を守った校舎は震災遺構として保存・活用されています。

【日 時】  2023年12月17日(日)13:30~16:30(13:00より開場)
【場 所】  愛知県立大学長久手キャンパス(K棟・多目的ホール)
【定 員】  先着80名  申込フォームはこちら
【お問い合わせ先】
 岐阜聖徳学園大学 教育学部 森田匡俊
 TEL:058-279-0804(岐阜聖徳学園大学羽島キャンパス)

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